皆さんは、鏡を見る時間は1日どのくらいですか?
スキンケア、メイク、髭のお手入れ、なんとなく見る、どんなシーンがあるでしょうか
ある日のお客様。
わたしのメイクセッションを申し込むきっかけは、
「顔を鏡で見るのがとても苦手。欠点ばかりに目がいってしまって、、」
と伺っておりました。 ですが、メイクが終わった後、
「自分の顔を眺めたいので、時間を少しいただけますか」
とメイク前とは正反対のことをおっしゃっていて、とても驚いたことがありました。
さまざまな角度から、、席を立って光の加減を変えて、、
ご自分を鏡に映している姿と放つその存在感はとても印象的でした。
メイク前とメイク後のご自分のお顔を見る視点が変わったからこその
「自分の顔をもっと見ていたい」なのではと察してます。
お客様からは「鏡を見るのが楽しくなった!」というご感想をとてもよくいただきます。
わたしのメイクレッスンでは、鏡を見て変化を味わってもらうことを大切にしています。
例えばビューラーの使い方のところでは、
まつ毛をあげる前とあげた後の、まつ毛の印象と目の印象とお顔全体の印象が、
どのように変わってくるのかの研究結果とともに、変化していく印象を見て感じていただきます。
メイクが進むたびにお顔の印象が変わっていきますし、その人の持っている本質が前に出てきますので、見ていてとても面白いのです。