眉毛って描くの難しいですよねえ
というご相談をよく頂きます。
みなさんはいかがでしょうか
・やっぱり難しい
・ハリウッドアイブロウしてもらったから楽ちん
・そもそも諦めている
・ほったらかし
どうあれ眉毛は眉毛、どんな眉毛もリスペクトしています。
眉毛は、特にアジア人にとっては、
暗い色の毛の集合体で、出っ張った骨に沿って生えていてしかも2箇所ある、
顔の印象をバシッと決めるパーツでもあります。
言い換えると、
違和感があると「あれなんか変だぞ?」と、気づかれやすいパーツでもあります。
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眉毛を描くアイテムは、ざっくり3つ。
パウダー、ペンシル、リキッド、です。
化粧品は日々更新されていっており、新しい商品が次々に出てきますからどの道具がいいのかわからない という方も多いかと思います。
お客様をヒアリングしていく中でわかってきた事は、ペンシルを使っている方が多いということ。
お手軽さはありますね。今ではカラーバリエーションも本当に多くなりました。
ですが、ペンシルは「どこから描き始めるか?」が重要になってきます。
そこを間違えると、眉毛だけ妙に強調されすぎたり、立体感のないのっぺりとした雰囲気になってしまったり。
眉毛をナチュラルに描きたい方には、パウダータイプのものをお勧めしています。
そして、併せて眉毛を描くブラシもご紹介しています。
付属のブラシですと思うようになかなか描けないのですね。
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そしていよいよ描いていくのですが、左と右を同じにしなければ!という思いでいるとなかなか上手く描けないという現象が起こります。
ナチュラルメイクを目指すみなさんは、「左右対称で描く」 という望みを一旦捨てましょう!
よっぽどの左右差がない限りは、少々違っていても顔の味わいの一つと感じるもの。
毛並み、毛量、左右の眉上の筋肉や生えているところの骨格、などなど、、
よーーく観察してみると そりゃ左右違うわけだわね、と納得するほど左眉と右眉は対象ではありません。
メイクが上手くなるには、眉毛を上手に描けるようになるには、
【自分の顔を自分がどうみるか】が最も大切です。
3次元(立体)の顔を、2次元(平面)の鏡に映して描くのですから最初から簡単にはいきませんが、 自分の顔を客観的に捉えられるようになるとどんどん上達していきます。
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我が研究所のメイクレッスンは、
メイクを通して新しい視点を持てるようにデザインしています。
ナチュラルメイクって、変身するほど濃くないのだしそれほど効果ないでしょう?と思いきや、
「ほんのちょっとの違いに気づくこと」
この体験をレッスン中に何度も何度も重ねることで、仕上がる頃には別人ではないのにまるで別人になっている、という不思議な感覚になることが多々あるようです。
そんな感覚に興味を持たれた方、まずは体験レッスンからいかがでしょうか?
そのほんのちょっとの違いに毎度気づけるよう私がリードいたします。