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2023/02/02

断捨離する対象には難易度がある


私は、基本的には片付いている状態を好むので、普段から不要なものは処分していく質なのですが、たまに「えい」と勢いを必要とするものがあります。

それは、
過去、勉強した時に書いたノート。

講座、セミナー、、ノウハウを知識として入れる時は、せっせとノートを書きたい方で、紙を溜め込むタイプです。


皆さんはいかがでしょうか?

過去自分がお金と時間と情熱をかけて得た知識をまとめたノート、簡単には捨てられない。そんな思いがあって、何年も前の〇〇講座のノートを捨てずに取ってある。なんてことはないでしょうか?



でももしかしたら、そのノートを最後に見返したときに漠然とつけたイメージ「このノートは必要である」は、今の今、見返してみると、そんなに重要ではない、となるかもしれません。 

それを先日体験した私のエピソードを今日は書きたいと思います。



私はあるセミナーにとても熱心に通っていた時期がありました。

テキストのないセミナーだったので、’講師の言っていることを書き留めること’がノートのメインでした。そのセミナーの自分流のテキストを作っているような感覚でした。他の受講生からは素晴らしいノートだと賞賛され写メされるくらいのクオリティでしたので、自分でも鼻が高かった記憶があります。 

このノートたちを久しぶりに引っ張りだし、ノスタルジックになりながらも眺めていると、ある感覚に気づきました。


【このノートに書かれている世界が、自分の世界の枠になっている】


この書き手(過去の私)は、ノートに書かれていることより外側には出ないようにしているな。

と客観的に感じたのです。


その時の自分がピンと来た講師の言葉が集められてあるだけで、それを受けて自分がどんなふうなことを考えたかが、ほとんど記されていないというのも要因だと思います。

当時、こういう考え方をすると世界観が広がる といったつもりで集めていた言葉たちが、いつの間にか 世界の限界を作るノートになっていたことに気づきました。

(こればかりは個人の解釈ですし、講師がNGとか、私が偉いとか一切ないですよ)



本当に大事に書いた思い出のあるこのノートを先日、感謝と共にすべて焼き捨てました。

このことがどう作用するかはわかりませんが、「知」の空きスペースができたような感覚はあります。

実際、新しい学びも始めて、今はエキサイティングな日々です。


これからのノートの取り方は、

自分の世界の見え方が広がりそうだ と思った言葉に出会ったときは、その言葉をメモした横に、自分がそれを受けてどう思ったかを記そうと決めています。 

その場で時間が取れない時は、家に帰ってからでも寝る前でも。
もしできなくてもそれはそれでOK。くらいのゆるさも持ち合わせながら。

そんなペースが私流だなと今は思っています。 




もし、ご自分のお家の断捨離で、ノート類が捨てられずお困りの方は、

それを受け取った時の自分を、「そんな感覚で受け取ったのよね〜」と、客観的に認識する(引き離す)ようにしてみると、 思ってもみない発見があると思います。

その瞬間、あなたの世界は広がっているのですから。

断捨離する対象には難易度がある2
断捨離する対象には難易度がある2
断捨離する対象には難易度がある3
断捨離する対象には難易度がある4

2023/01/30

自分のコンフォートゾーン(快適な空間)をリフォームしよう



コンフォートゾーンとは、快適な空間を意味する言葉で、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。と、Wikipediaにはあります。

コンフォートゾーンから抜け出す方法
成長のためにコンフォートゾーンを拡大する

など、コンフォートゾーンをGoogle検索すると、様々なノウハウや興味深い記事もありそうです。(ご興味のある方は検索してみてね)



理論ではわかりますよね、

生ぬるいところにずっといては成長はみられない、
快適な空間を今よりも広げていけたらもっと豊かな未来がある、

うんうん、そうだよね、と。

しかし
コンフォートゾーンの定義はわかっていても実際、ワタシのコンフォートゾーンってどれよ?ってなる方も多いかもしれません。

わからない理由は、 

【自分が快適に過ごせているのが ’当たり前’ になりすぎて、気づけない】

こういう事ではないかと当たりを付けています。
過去の自分が快適になるために得た空間ですから、当たり前になってしまうのは無理もありません。


つい当たり前になってしまう、
家族の存在、仕事、身の周りの色々モノコトや環境を、改めて感謝の視点で見てみると、「うわーワタシってめっちゃ快適な暮らししてたー!!」
って気づけるかと思います。

私は「当たり前0(ゼロ)感謝」を意識的にしているのですが、
疲れたり余裕がなくなったりすると、感謝は薄まり この状況であるのは当たり前、という思考に陥ることがあります。
(細かいことを言いますと、当たり前になっている状況は無自覚ですから、当たり前であると思考することもできていません。)



思考って、繰り返すと癖になります。意識せずとも作動するようになります。だから、

自分の成長にもう必要のない思考癖を見つけたのであれば、
「もうその思考は終わりにします」と言って感謝と共に断捨離しちゃいましょう。



私にとって、コンフォートゾーンを抜け出すのに最適だなと思っている方法は、2つ。

・頭の中身を紙に書き出す。
・ピンときた事は、つべこべ言わずやってみる。

考えていることを、紙に書き出して読んでみることで、改めて「自分ってこう言うことを考えているんだ」と客観的にみることができます。(おすすめのお題は、こう在りたいと思っている姿、とこうあらねばならないと思っていること、です)

ピンと来るっての言うのは、大体自分が今までやってきていないようなことに対して働きます。いつもならしない選択をすると言うことは イコール 安全ではない可能性がありますね。よってそれはコンフォートゾーンからは一旦出ることに当たります。それを採用することで、自信が生まれますし、自分への信頼が得られます。


ね、コンフォートゾーンから出て挑戦してみたくなったでしょ笑
あなたが見たことのない世界を見ることで、あなたの世界は確実に広がるのですから。

自分のコンフォートゾーン(快適な空間)をリフォームしよう2
自分のコンフォートゾーン(快適な空間)をリフォームしよう2
自分のコンフォートゾーン(快適な空間)をリフォームしよう3
自分のコンフォートゾーン(快適な空間)をリフォームしよう4

2023/01/22

私的 メイクが上手になるコツ 

前回は「メイクを上手になるには練習あるのみ。ですが、メイクを上手になるコツ、あります」と書きました。

今日はそのコツについて、書いていきたいと思います。



それは、結論から言いますと、「自分の顔を客観的にみる」ことが出来るようになるとメイクは格段に上手になっていきます。ということです。



自分の顔をニュートラルに捉える。
他の人の顔を見るのと同じように自分の顔を見る。

【こういう顔があります。さあ今日はどんなメイクをしよう。】

こんなふうに始められるようなになれれば、もうこっちのものです。



⭐︎

シミが、シワが、たるみが。。

そのように自分にとってネガティブな箇所を見つけるのが癖になっている人も多いかもしれません。

そういった場合は「そう言うネガティブを見つけて、哀しんでいる自分がいるな〜」
と気づいてあげましょう。


その感情を観察することができているのですから、結果、客観視できていることになりますね。

⭐︎


自分の容姿や感情を一歩引いて観察できるようになってくると、


「なんて私はダメなんだろう」とか
「どうせ私はわかってもらえない」とか


他者からの評価でいちいち落ち込まなくなっていくのも特徴です。


これは哀しさを感じなくなるということではありません。
哀しさ(や他の感情)はありながら、そういう意見もあるのですね〜と、少し離れた距離から観察できる、そんな感じです。




また、
客観視できるようになることで、主観的な自分と行ったり来たりできるようになり、
「今日は大事な人に会うから、気合を入れて支度をする」なんていう日はエキサイティングなメイクアップの時間になります。

(ここでの例)

客観=大事な人に会っている場面
主観=見ていて気持ちいいと思ってもらえる顔


そんなふうに支度ができたら何より楽しいですし、上達していくことは想像できるでしょう。 客観視もどんどんできるようになっていきそうです。

⭐︎



世の中には人生を上向きにする情報が、これでもかというほど溢れかえっています。

どの情報を採用するかは、本人次第ですね。

どんな人が発信しているかも、見ていく必要があると思います。


「自分を客観視できるようになると、どの人が発信しているどんな情報が自分にとって必要なのか」

ということも見極められるようになっていっていると自分自身に感じています。



私的 メイクが上手になるコツ 2
私的 メイクが上手になるコツ 2
私的 メイクが上手になるコツ 3
私的 メイクが上手になるコツ 4

2023/01/17

メイクの先生だらけだった件

私はメイクアップの先生です。
メイクの技術を教える仕事をしています。


メイクレッスンの終了後に、

「メイクが上手くなるにはどうしたらいいですか」
「やってもらったメイクを自分で再現できる気がしません」

そのようなご意見をいただくことがあるのですが、
メイクを上達するにはとにかく回数を重ねてやるしかありません。
メイクだけでなく、他のどんなことであっても練習を重ねてすればするほど上達することは想像がつくと思います。

今はYouTubeやインスタグラムを開けば、メイクアップのやり方を文字付きの動画で細かく丁寧に教えてくれる先生がたくさんいらっしゃいます。使うコスメのメーカーの紹介や値段まで教えてくれます。

その中で自分にフィットする先生探しは時間がかかり少々遠回りになりますが、無料です。
時間はかかるけどお金はかからないですね。

時間をかけたくない方は、ぜひ私を訪ねてきてください。


人は相手の顔を見て話すものです。
でも「よーしこの人の顔をじっくり見て話すぞ〜」とは思わないですよね。
そう、それは無意識にしていることですから、自分でも意識的にならないと気づかないのですが、顔の表情や全体から相手のエネルギーや気のようなものを感じ取っていると考えます。

その点では、メイクアップでご自身の本質的なカラーや魅力的な部分をより引き出せるメイクアップ法を身につけておくことは、人の前で話をする機会の多い方にとっては、人を惹きつける味方となってくれるでしょう。



そしてこれもよく聞かれるご質問です。
「メイクが上手くなるコツはあるんですか?」

コツとは、要領や大切なポイントのことですね。

厳しい先生だと、
「コツなんてないのよ。そんなの狙ってないでコツコツ練習しなはれっ!」
なんて返されちゃったり、します。 ごもっともなんです。正論。


今は、起業する人がとても増えているそうです。
タイトルに書いた通り、私も同業者様が日々急増していますから、ライバル社がいっぱいです。

なのでここは差別化、と言いますか、私のような中堅のメイクの先生は、

その『メイクが上達するコツ』

それをお伝えすることを私の価値としよう、と思いつきました。


「そんなのあるんですか」 あるんです。

それを多分私は初めて言語化します。
自分にはないと思っていたものに気づく、これはなかなか1人ではできないんですよね。


続きは長くなりそうなので、もったいぶるようであれですが、また次回に書きますね。

メイクの先生だらけだった件2
メイクの先生だらけだった件2
メイクの先生だらけだった件3
メイクの先生だらけだった件4

2023/01/13

プラス思考で苦しくなる理由



「プラス思考を身につけよう」

「物事を前向きに捉えることで全てうまくいく」


こんなフレーズは誰しも見かけたことがあるのではないでしょうか?


⭐︎


ポジティブに物事を捉えることって、一見いい感じがしますよね。

 クヨクヨ悩まない、自己肯定感を上げる、明るく前向きな印象がある、、、

そのようである人が良い、という漠然としたイメージがあります。


表情は暗く、いつも何か悩みを抱えていそうで、文句ばっかり言っている人の周りには人が集まらなそうだな、というのは想像がつくと思います。

「そんな腐った状態の自分は嫌だな」

とポジティブな思考へシフトしようとすることもあるでしょう。



そう、そんなふうに思った時に起こっていることは、

【自分にとっての正解を求めてしまっている】 ということ。


自分にとっての正解を求める癖が、

『 ポジティブ=正解 ネガティブ=間違い 』を生み、

無意識にこの図式を判断基準にしてしまっている、

ポジティブは良くて、ネガティブはダメだと。

すなわち、

自分がクヨクヨしたり、思い悩んだりする状態を「間違っている状態」と判断してしまうことで、余計に苦しくなったり、自己否定が強くなったり、そういうことが起きるのです。


⭐︎


どんな偉人であろうとも、人間はクヨクヨしたり落ち込んだりするものです。

でも、その状態を自分で【間違い】としてしまうことで、

そうあってはいけない、こうあらねばならない

を作り出してしまうのです。


ならねば はとにかく苦しい。 
自分で自分を呪縛している状態です。


⭐︎

ドイツの哲学者ニーチェ、
彼はこう言っています。

「この世に事実などない。あるのは解釈だけだ」と。

事実がないということは絶対がないということです。


水の半分入ったコップが有名ですね。

「半分しかない」「半分もある」

容量のちょうど半分くらいの水が入っているコップに対して、

喉がカラカラの時にやっと見つけたら「これだけかよ〜」ってなりそうですし、
5リットルの水をがぶ飲みさせられた後、これも飲みなさいと出されたら「まだこんなにある〜」ってなりそうです。


自分が信じていたもの、正しいと思っていたものさえも、解釈でしかないという事になります。


⭐︎

ポジティブ思考が良い としても、反対側の ネガティブは間違い という思いで結局苦しむ事になるので、


【ポジティブもネガティブも両方あって良い】


このような定義に書き換えることは、これから力強く生きていくために必要であると考えます。

..と言ってもこれも解釈なのですけどね。

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プラス思考で苦しくなる理由2
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